幻想的な歌声と詩的な歌詞が魅力で、国内外で高い評価を受けているアーティストがいる。レイヤマダという女性だ。
テレビ出演や、国外でも活躍する彼女の音楽のルーツに迫った。
1. 自己紹介と音楽との出会い
―本日はインタビューありがとうございます。まずは自己紹介をお願いいたします。
シンガーソングライターのレイヤマダと申します。2013年にCDデビューをして、ちょうど13年目に入りました。東京生まれ・東京育ちで、拠点も東京です。母がクラシック歌手という環境で育ち、子どもの頃から音楽に親しんできました。
―最初からシンガーになりたいと思っていたのでしょうか?
4歳の時に観たテレビドラマの主題歌で、ブルーハーツの曲に衝撃を受けたのが大きいです。母のクラシックとは違うポップスやロックに惹かれるようになり、「自分で曲を書きたい」と思ってシンガーソングライターの道へ進むようになりました。
2. デビューと海外公演の思い出
―CDデビューはどのような経緯でしたか?
学生時代からライブはやっていましたが、正式なデビューは20代後半でした。ライブを観に来ていたレコードレーベルの方に「うちからデビューしないか」と声をかけていただき、リリースに至ったんです。地道に歌い続けてよかったと思いました。
―海外公演としては台湾や中国でのライブがあったそうですね。
台湾は親日的な方が多く、私を知る前から熱い応援をいただいたり、似顔絵をもらったりと驚きました。
中国では大規模な野外フェスに出演し、観客数がとても多くて圧倒されました。
その中でファンの方々が「我愛你」と書かれたボードを掲げてくださり、異国の地でありながら温かく迎えられたのが印象的でした。
3. 島根との縁、そして伝統的建物でのライブ
―2017年には島根県のふるさと親善大使、松江市観光大使にも就任されています。最初はどんな経緯があったのでしょうか?
最初は全く縁がなかったんです。2014年にモーションブルー横浜で行ったコンサートを、島根県の高校の先生が聴きに来てくださり、「ぜひうちの生徒たちにレイヤマダの歌を聴かせたい」と連絡をいただいたのがきっかけでした。
実際に島根へ行ってみたら、山や湖、日本海の波や空の雲、古くからの日本の風景がそのまま残っていて、すっかり魅了されました。それ以来、毎年のように島根でライブを行うようになり、特に伝統的な建物を会場に選んでコンサートを続けています。そうした取り組みを通じて観光誘致にも貢献できるかもしれないと考えてくださった県の方々から声をかけていただき、大使に就任しました。
4. 楽曲制作とライブへの想い
―楽曲制作はどのようなシーンでインスピレーションが湧くのでしょう?
自然の中に身を置くと、メロディや言葉が“降ってくる”ことが多いです。逆に、都会のど真ん中で多様な人々に囲まれているときに“湧き上がってくる”瞬間もあります。どちらも私にとっては大事な創作の源です。
歌は自分にとって祈りに近いと感じています。人気商売ではありますが、同じような祈りや想いを持つ人が心を寄せてくれたら嬉しい。そんな気持ちで活動しています。
5. スランプを乗り越えて再び立つステージ
―これまでに歌うことがしんどくなった時期はありますか?
7~8年前、人間関係や仕事のグループとの問題もあってステージに立つのが苦しくなったことがありました。ですが、それらを断ち切って新たに曲を書き、ライブで披露したとき、「ああ、やっぱり私は音楽が好きなんだ」と再認識できたんです。
その曲は自分自身を救うために書いたようなものでしたが、披露した瞬間に辛かった気持ちが浄化されたようで、一皮むけた実感がありました。
6. 今年挑戦したいこと:アルバム制作&俳優業
―ズバリ今年挑戦したいことは?
昨年からレコーディングしているアルバムを完成させ、アナログ盤としてリリース予定です。さらに全国ツアーも視野に入れています。
また、俳優業にも取り組むことになりました。歌以外の表現に挑戦するのは初めてなので、とても楽しみです。
7. ファンとの印象的なエピソード
―ファンとの出会いで心に残るエピソードはありますか?
福岡の方で、ご家族に不幸があり、一時期引きこもり状態になってしまった女性がいたんです。私の番組(当時FM福岡)の放送をきっかけにライブを知り、その方が意を決して会場に足を運んでくれました。
のちに息子さんを通じて、「母があれほど外に出ない人だったのに、レイヤマダの歌を聴いて笑顔を取り戻した」という話を伺いました。そのとき、音楽を通じて誰かの人生に寄り添えることを実感し、この仕事をしていてよかったなと改めて思いました。
8. 今後の音楽人生とメッセージ
―これからどんな音楽人生を描いていかれますか?
母が70代を超えても現役でクラシックのステージに立っているので、私もきっとずっと歌っていると思います。かつては「この会場に立ちたい」「この賞が欲しい」といった目標を自分で決めて突き進んできましたが、最近は「人に勧められた流れを自然に受け入れる」のもいいなと感じています。周囲のご縁や導きに身をゆだねながら、面白い未来を切り開いていきたいですね。
―最後に、これからレイヤマダさんを知る方やファンの皆さんへのメッセージをお願いします。
ライブで歌うときは、1曲のなかのどこか1フレーズでも誰かの心に届けばいいな、と思っています。まだ私の音楽を聴いたことがない方も、ぜひライブに来て、生の空気を感じてほしいです。リリース予定のアルバム、そして俳優業にもぜひ注目していてください。
【ライブ情報】
「レイヤマダ ストリングスコンサート 東京公演」
3月19日(水・祝前日)渋谷ホール
〒150-0031
東京都渋谷区桜丘町15-17 NKG東京ビル5F
03-6427-0115
19:00 OPEN
19:30 START
レイヤマダ(vo)
今村さつき(piano)
永野紗佑里(cello)
5,000円(当日+500円)
40名限定
予約 080-8560-2824(今村)
もしくはレイヤマダinstagramのDMまで。
「レイヤマダ ストリングスコンサート 宮崎公演」
4月16日(水)Salle Mandjar (サル・マンジャー)
〒880-0031
宮崎県宮崎市船塚2-17
090-9837-9048
19:00 OPEN
19:30 START
レイヤマダ(vo)
今村さつき(piano)
永野紗佑里(cello)
4,000円
学生2,000円
(当日+500円)
65名限定
予約 080-8560-2824(今村)
もしくはレイヤマダinstagramのDMまで。
「レイヤマダLIVE in Fukuoka」
4月18日(金)
SQUARE GARDEN(スクエアガーデン)
福岡県福岡市中央区大名2-1-4
ステージ1西通り 8F
092-753-7447
19:00 OPEN
19:30 START
レイヤマダ(vo)
今村さつき(piano)
4,000円(当日+500円)
学生 2,000円
(要1ドリンク)
予約 080-8560-2824(今村)
もしくはレイヤマダinstagramのDMまで。
関連リンク
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レイヤマダ 公式サイト
http://rayyamada.jp/